勉強させてもらっていることに感謝 祝!法政大合格
2020/03/16
軽音楽部に所属、予餞会では、BUMP OF CHICKENやスピッツを熱唱した森くん(与野西中学出身)が法政大学に合格しました。森くんは進学コースで入学し、その後、部活と両立しながら2年で選抜クラスにステップアップした生徒です。どんな風に両立してきたのか聞いてみると…。
「部活は部活。学校でギターの練習はなるべくするようにしてました。部活の帰りに ”どこか寄ろう” ってメンバーに誘われることもあったのですが、 "申し訳ないけど" …って断ったこともあるんですよ。(笑)」
森くんは、中学時代は卓球部で県大会にも出場するほどの選手だったのですが、ギターが弾きたくって軽音部を選んだそうです。そして、予選会では1000人の観客の前でスポットライトを浴び、演奏し、シャウトする経験をしました。色々なチャレンジをし、充実した高校生活を送った森君が、部活と勉強の両立に悩む後輩たちへ、こんなアドバイスをくれました。
「部活は全力で打ち込むものですが、僕は、勉強も疎かにしたくなかったんです。後輩に言いたいのは、”勉強させてもらっていることに感謝してください。” ってことです。」
”させてもらっていることに感謝” っていう森くんの発言にハッとさせられました。”勉強はさせられているんじゃない”という発想はカッコいいと思いました。具体的に印象に残る授業を尋ねると…
「印象的な授業と言えば、英語の中村先生。説明が丁寧で、板書がきれい。大学入試問題の演習は、かなり力になりました。それと、2年間担任だった宮谷先生。先生の存在は大きかったです。」
”宮谷先生の授業はどんなだったの?” という聞くと…
「雑談、余談は楽しい先生です。(笑)」
「おいおい、でも、余談の中に、受験に関することもちゃんと入ってただろう。」と、先生は言い直させます。
クラスでの思い出を聞くと
「文化祭の時、映画を作って、クラスで上映しました。物凄い長い時間撮影して、それを30分にまとめ、ジュースとポップコーン付きで上演しました。」
とにかく、そばにいて、二人の仲の良さが伝わってきます。
「宮谷先生は上手にモチベーションを高めてくれました。僕は、高校の2学期から本格的に受験勉強を始めて、最初は、基礎の定着を意識しました。定着できてから、演習問題を解きだして、それから教科のバランスを考えて勉強するようにしました。」
大学で何をやりたいのと尋ねると…
「英語が面白いと思っているのですが、まだ、何をやりたいのかはわかりません。それでも、この3年間で気づいたのは、勉強はもちろん、何かをやり切ることが大切ってことですね。」
森くんがステージで歌ったスピッツの『チェリー』の歌詞にこんなのがあります。
♪「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ♪
♪いつかまたこの場所で 君と巡り会いたい♪
合格おめでとう! 良い意味で、騒がしい未来が待っていますように♪また先生に会いに来て下さい。