頑張ることが大事 祝!明治大学合格
2020/03/13
単願で選抜コースに入学してきた田島さん(戸田東中学出身)が明治大学に合格しました。
「自転車で通うのにちょうど良い距離だし…武南の入試説明会に来て雰囲気も良かったので決めました。新入生の部活紹介の時、ダンス部のパフォーマンスを見て、自分もやってみたい!って思いました。」
「ド素人ではじめたので、慣れるまでに…ん~1年半ぐらいかかりました。(笑)ひとつ上の先輩達が "ピエロ" という作品で全国大会に出場したので…、全国の舞台に立つという憧れを、自分たちも強く胸に抱きました。全国大会って、本当にスゴイでんす。言葉にうまく表せないんですけど、息づかいというか、パフォーマーの伝えたいことが、見ている側にヒシヒシ伝ってくるというか。」
3年間担任でダンス部の顧問でもあった宮谷先生は言います。
「1年から2年になる時、選抜クラスに残れるかギリギリで田島が悩んでいた時、部内でも、めちゃめちゃ勝ちたい派と勉強と両立したい派があって、これからどうするか、部員達に自分たちで話をさせたのですが、その時、田島もしっかり自分の意見を言ってたので、”こいつ成長したな~”と思いながら…見守ることができました。」
「あの時、私の出した答えは、授業はこれまで以上にしっかり受けて授業中に理解しよう。小テストはちゃんとやろうということでした。家に帰ってからやろうと思っても…どうしても疲れちゃうから…。話し合いの結果、練習もハードになって…でも、その結果、私たちも、”人形マリオネット”という作品で、全国大会に出場でき、最高のパフォーマンスで観客を魅了することができました。それから、授業へ取り組む姿勢を少し変えただけなのに、夏休みが終わった頃から、模試の成績も徐々に上がってきました。」
「“人形”…夏休みに1000回以上、踊ったんじゃないかな?」
「先生盛りすぎじゃないですか…(笑)…でも、そのくらい踊ったかもしれませんね。高校時代を振り返って、頑張るってことが大事って実感します。」
田島さんは、2年の3学期からは、受験勉強を始めたと言います。
「臼倉先生の政治経済の授業がスキで、政経を使って受験することにしたので、先生にはいっぱい質問をしました。今日も感謝の気持ちを手紙にしてきたんですよ。(笑)」
先生も、「田島は、部活の合間をぬって、自習室や教室で勉強していました。質問のレベルがどんどん高くなってって…毎回楽しみでした。」とうれしそうに言います。
オーストラリア修学旅行のファームステイ先でも、 ”軽く踊った” という田島さんは、ダンスが、言葉以上に、コミュニケーションツールになることにも気づいたと言います。高校時代、ダンスと勉強の両立を目指しながら、頑張ることが何よりも大事!と悟った田島さんは、将来、会社を経営してみたいと言います。
「”大掃除やっといて!!”って言って、これいる?いらない?のレベルから生徒たちに任せ、各自がどう自主的に動くのかを見守っていたと言う宮谷先生を、会社で雇ってあげるの?」と聞くと…
「それはありえません!。」と、忖度しない自主性まで身に付いていました。
合格おめでとう! いつか、憧れのentrepreneurになってくださいね!