壁はあって当たり前 祝!女子栄養大合格
2021/02/10
チア部所属、進学コースの小林さん(宮原中学出身)が女子栄養大学に合格しました。
「武南を選んだのは、チア部があったこと。以前バレエをしている時に行ったことのあるオーストラリアに修学旅行で行けるということ、それと、通いやすく学校の雰囲気が良かったからです。」
小林さんには、学校のパンフレットモデルとしても協力してもらいました。『この子はモデルさんですか?』とよく聞かれるほど、落ち着いた雰囲気のある礼儀正しい生徒さんでした。
「一緒に並ぶと顔の大きさが違うのがバレちゃうから~」…と担任の井田先生は冗談を言いながら、小林さんの少し後ろに立たれました。遠近法だそうです。
「おしとやかな子なのかな~って最初思ったんですけど…最初だけで!笑 明るくて活発で、それに…物凄い頑張り屋さんなんです。受験の時なんか、こちらが心配するぐらい入れ込んでましたね。」
「授業で言えば、現代文の石井先生の授業がスキでした。私は武南に入る前から栄養士になりたいって思っていたので、そのためには理系に進む必要があったのですが…、理系の科目はとにかく難しくって…私の夢を叶えるのを邪魔する ”壁” のように感じることもありました。でも、絶対なりたい!なるんだ!っていう気持ちでがんばっていると、井田先生が励ましてくださって……感謝しています。」
「チア部での活動はとても良い思い出です。ステージ発表では、チームメイトと演技構成を考え、怪我する子もいる中、合わせなくてはならず、大変なこともありましたが、みんなで作品をやり遂げたという達成感は特別なものでした。それから、オーストラリア修学旅行のファーム先でも、英語でちゃんとコミュニケーションをとることができたこと。以前行った時は何も話せず帰国したのが悔しかったので、やっとリベンジできたって気がしています。以前出来なかったことができたっていう意味では、ファームステイが一番の思い出です。」
後輩へのアドバイスをお願いすると
「私の場合、栄養士になるという目標があったので、その目標を叶えるための努力はすると最初に覚悟を決めました。なので、朝早く学校に来て勉強したりしてました。後輩のみなさんも、高校時代は、あっという間に終わってしまうので、たくさん楽しんでください。」
純粋にお料理をするのが好きだという小林さんは、コロナによるステイホーム期間中には、家族に、ロールキャベツやスパゲッティなどを作ってよろこばれたのだそうです。その時の様子が目に浮かんでくるようなやさしいおだやかな話ぶりの中にも、自分の決めたことに対してはぶれない芯の強さを感じることができました。
夢を叶えるためには、壁はあって当たり前なんですね。話しをしててそう思いました。
合格おめでとう!ぶれない強さこそ成長の証!