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学校法人 武南学園 武南高等学校

空気感が温かい♪ 化学部 祝!国立大2名合格 

2021/03/09

化学部で部長を務め、ロボッカップ全国大会にも出場した熊田さん(上大久保中出身)が茨城大に合格しました。発表直後、職員室に駆け込んできた熊田さんに「高校時代一番の思い出は?」と聞いても…

「今は、うれしすぎて、思い出って言われても…大会に辻野くんが来なかったってことですかね~。笑」と、まだ興奮さめやらぬようでした。

 

先生方も、それは、それは、うれしそうで…顧問だった化学の田口先生は、

「直前に聞いてきた化学の問題が、基本的なこと過ぎて…心配してたんだぞ!」と、笑います。

英語の武田先生も、

「英語は好きじゃなかったみたいで…授業中…ペンが止まって、フリーズしてしまうこともあったよなぁ。笑 でも、共通テスト対策をやりだしたら、良い点が取れ出して、自信を持てるようになって、最後には英検2級も合格できたし…」と、うれしそう。

 

担任の佐藤先生は、よ~くみていらっしゃって

「3年になって、受験計画表を出させた時、熊田さんが一番しっかりと書けてたし、計画通りちゃんと勉強に取り組む姿勢も見えたので、私は、やってくれる…って思ってましたよ。」と、ヤッター!という満足した笑顔で、おっしゃいました。

 

翌日、化学部全員で遊びに来てくれました。

「ほんと仲が良いんですよ。部長中心に、いつもこんな感じで…」と田口先生。

実は、ロボカップには、プレゼン賞というのがあるのですが、地区大会でも、全国大会でもプレゼン受賞した特進コースの矢野さん(本太中出身)も、埼玉大学に合格しました。

「大逆転でした。共通テストは、イマイチだったので、2次の記述テストにかけていたのですが、『以下のことに関して気づいた改善点をあげ、自分ならどうするのか説明しなさい。』という問題が出て、知っている知識を使って、自分の考えをどうにか書き上げることができました。ロボカップでプレゼンをしてきて慣れていたのかもしれませんが…自分の思いが採点者に届いて…うれしいです。」と、謙虚に、それでもよろこびを爆発させていました。

「将来は、まだ、コレをやりたい!というものは決まっていませんが、工学の知識を身につけ、ロボットとか、自動車とか、自分の可能性を試してみたいと思っています。コロナの影響で、後輩との時間が持てなかったので、コロナが収まって、大学生活が落ち着いてきたら、またみんなで、部活に顔を出したいって思っています。」

国立に合格した部員も、第一志望には届かなかった部員も、受験という試練を乗り越えて、またみんな一緒になって笑い合えている。この1,2ヶ月会わないうちに、各自が強くなっている、確実に成長しているのを感じました。顧問の田口先生がおっしゃるように、持っている空気感が温かい化学部の生徒達でした。

 

合格おめでとう!ロボットを動かすのも、ピュアな人の力なんですね。