真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

しょうもない時間が一番 祝!日本大合格

2021/03/19

進学コース、サッカー部のゴールキーパー平石さん(江戸川区鹿骨中出身)が日本大学の体育学科に合格しました。江戸川区から通ってたと聞いて、気になって尋ねると…

「中学生の時、色々な高校のサッカー部を見学して、丁寧にパスを繋げていく武南のサッカーが自分に合ってるかなって思って武南に決めました。通学も、秋葉原からは下り(電車)になるので、思ったほど大変ではなかったです。」

と言います。

2年時の担任土田先生 2年時の担任土田先生

担任だった北島先生から、「是非、ホームページでこういう生徒を紹介して欲しいです。」と言われてインタビューをさせてもらったのですが、楽しい話をたくさん聞くことができました。

「印象に残っている授業は、麻生先生のマット運動。元々得意なわけじゃなかったけど、アドバイスしてもらいながらどんどんできるようになっていったので楽しかったです。それから……」

 

土田先生の宝物 土田先生の宝物

「ん~でも、あらためて、高校3年間、どんなことがあったかな~って考えてみると……しょうもない学校生活が、一番楽しかったかもです。」

「ほんとそうかもしれないな~。2年のあのクラスは最高に面白かった。ちょうど3学期最後の日直が彼で、日誌に書かれてたことが感動的だったので、写メして、今でも持ってるんですよね。」

そう言って、土田先生は、日誌の画像を見せてくれました。

<抜粋>

「この一年は自分にとって本当に楽しい一年になりました。修学旅行、体育祭、文化祭など最高の思い出がいくつもありましたが、結局、毎日のしょうもない時間が一番でした。今思うと、このクラスは仲の良いクラスだったと思います。みんなが分け隔てなく毎日過ごしていて、最高の仲間に恵まれていたなとあらためて感じました。…」

スタンドから応援風景 スタンドから応援風景

あんなことあったよな~こんなことも…と想い出話に花が咲きました。

「オーストラリア修学旅行の帰りの飛行機で橋本先生の隣になって、ずっと話してましたね。先生は国語の先生なのに英語がペラペラで、どうやって英語を勉強したのかということから始まって…話がつきなくって、飛行機の中で映画見てないですからね。そしたら、後から、みんなに驚かれました。笑」

「部活に関して言えば…実は、父親は187センチあるので、自分も、小学校の時にすでに170センチ近くあったから、ずっとキーパーをやってきたのですが、あれから、5センチしか背が伸びてなくって…笑…高校時代、選手としては、思ったように試合に出て活躍することはできなかったけど、それでも、部活は大切な思い出です。」

パンフレットのモデルに協力してくれました。 パンフレットのモデルに協力してくれました。

「父親が体育の教員ということもあり、ずっと自分も教師になりたいと思ってきました。最初は、日大の総合型選抜に挑戦して、課題の論文を書いたり、プレゼンの準備したりしたのですが、11月に不合格となってしまい、そこから、一般受験に切り替えなければならなくなりました。厳しい状況に立たされたわけですが、受かった時の自分と楽しい大学生活を想像し、モチベーション高め、諦めずに頑張りました。」

そして、第一志望の合格しただけでなく、体育教師の夢に繋がる受験したすべての大学に合格したわけですから……立派なものです。

「後輩のみなさんに言いたいことは、『結果がどうでも、受験勉強をやり抜くことは大きく成長できるし、自分の財産になる』ということです。」

合格おめでとう!

話しをすると、誰もがファンになってしまうような、そんな人間的な魅力にあふれる好青年でした。