逃げない! 祝!東京学芸大合格
2021/03/30
特進コース家庭科部の鶴井さんが東京学芸大に合格しました。
担任の佐藤先生も
「鶴井さんはよく頑張ってきた生徒で、英検準1級にも合格しています。ただ、勉強してきたからこそ気づく壁、考え過ぎてしまうとこもあって、面談でよく話したのを覚えています。文系のエースのひとり!って確信していたので、前期試験で思うような結果がでなかった時は、こちらまで大ショックでした。後期テストに向けて、学年主任の野尻先生や英保先生にも手伝っていただいて、できる限りの面接練習をして送りだしました。合格発表の日、鶴井さんが合格する夢まで見たんですよ!それが、リアルな、現実になって~笑」と、心からほっとされていらっしゃいました。
「一番思い出に残っているのは文化祭でやったミュージカルです。みんなでひとつになって、体育館のステージに立ち、英語で歌って踊って演技する。ドキドキでしたけど、拍手をもらえた時は、感動しました。」
「次に何をやればいいのか考えて行動ができ、手先も器用だった」と鶴井さんのことを褒めていた家庭科部の顧問の濱野先生もいらっしゃって
「良かったわね~心配してたのよ。なかなか合格したっていう話が聞こえてこなかったから…。」と、おおよろこび。
「野尻先生と面接練習したことが、本番で問われたんです。」
「いえいえ、質問の内容を考えてくれたのは英保先生で、私はただ鶴井さんと2時間話しただけだからね~。笑 でも、色々質問していく中で、考えて、言いたいことをまとめる力がついてったのかもしれないね。」
体育の先生でもある野尻先生は、マット運動とか、バトミントンとか、スポーツに取り組む生徒の姿勢をみれば、その生徒がどんな性格なのかだいたいわかるとおっしゃいます。
「鶴井さんは、逃げないの。マット運動でも、嫌だとか、ためらう仕草とかなくて、素直に取り組むことができる生徒。できる、できないじゃなく、何事にもまっすぐ正面からぶつかっていく。そんなところが、前期試験でつまずいても、後期で立ち直れた理由かもしれませんね。」
と最高によろこんでいらっしゃいました。
3年間の英語プリント、下から1年、2年、3年
「言い忘れたことがあります」と鶴井さんがメッセージを送ってくれたので、追記します。
「もともとクラスの中でも英語がすごくできる方ではなかった私が、英検準一級をとって英語が得意だと言えるようになったのは武田先生の授業のおかげです。先生の授業を受けているうちに、どんどん英語を学ぶことが楽しくなっていきました。共通テスト対策だけでなく、英作文や英文和訳、リスニングまで東大対策をしてくださって本当にありがとうございました。余談ですが、今日部屋の整理をしていたら、3年間分の武田先生の英語の授業のプリントだけで、25センチもの高さになりました。笑
後輩に伝えたいことですが、日々の小テストから真剣に取り組むことと、自分の勉強方法を確立することが大切だと思います。私は家で勉強するのがあまりできなかったので、1年生の頃から朝早く学校に行って静かな教室で勉強するようにしていました。コツコツ続けていくことが大事だと思います。
私は英語も大好きですが、社会科は学べば学ぶほど知らないことが見つかりとても面白いので、学芸大学でもっともっと勉強して社会科の教員になれるように頑張ります。武南高校の教員になりたいなという思いが少し出てきたので、教育実習などもし機会があればその時はよろしくお願いします。」
「浦和市立と悩んだ時もあったんですけど、武南に来て良かったって思います。妹にも、絶対武南!って勧めたんですよ。」と、笑顔で言ってくれて……うれしかったです。
合格おめでとう!
先生方みんな、うなづきながら授業を聞いてくれる鶴井さんのことが♥でしたよ。