『良い学校だよ!』って兄に聞いて 祝!帝京大 薬学部
2023/03/23
進学コースの川田さん(木崎中)が帝京大学薬学部に合格しました。
武南に来たきっかけを、「家から近かったこと。あと、兄が通っていたのですが『良い学校だよ!』と聞いていたので選びました。」と、言ってくれました。うれしいですね。そんな彼が、高校生活の思い出としてあげてくれたのは、修学旅行でした。
「(コロナの影響で)それまでクラスでの思い出が少なかったのですが、修学旅行はクラスのみんなと動けて、思い出を作れたのでとても印象深いです。」
文系コースに所属しながら、薬学部に進んだ川田さん。そのきっかけを聞くと…?
「やりたい仕事を探していた時に、いわゆる文系の人たちがなる仕事の中にはピンとくるものがなく、そこから幅を広げて探していた中で薬剤師がいいなと思い、文系に進んだものの薬剤師を目指しだしました。」
文系からの挑戦は並大抵のことではありません。そのことをちゃんと理解し、こんな工夫をしていたようです。
「理系科目の勉強ももちろん大変でしたが、それまで他の教科も勉強ができていなかったので、復習を徹底してやりました。復習をしていく時に意識したことは、『これ、授業で聞いたことあるな』と思い出しながらやって、思い出せないことは自分でノートをまとめ直したりしました。」
後輩に伝えたいことをお願いすると
「総合的な探究の時間など、自分の進路について考えられる時間はもっと大切にしてください。ちゃんと考えた方がいいです。特に1年生から2年生の時はしっかりやった方がいいと思います。科目の選択もあるし、将来に関わると思うので!」
と、教員が、いうようなことを言ってくれました。『何をやりたいのか?』という問いかけは、学校でも総探の時間などをつかって、生徒たちに考えるきっかけを作ってはいますが、『馬を水辺に連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない』と言うように、自分で考えてみないとどうにもなりません。川田さんは成功したからこそ、落ち着て、簡単なことであったかのように語ってくれましたが、文系から理系への進路変更、しかも、薬学部合格は易しいものではなかったはずです。
合格おめでとう!
不確実な社会の変化にも対応できる、『やればできるんだ!』という自信を身につけたことが、一番の財産かもしれませんね。