真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

後期まで粘って国立目指せ!祝!宇都宮大 合格

2023/03/26

陸上競技部のマネージャーだった山下さん(選抜コース・鳩ケ谷中出身)が宇都宮大学に合格しました。

学校説明会に来てみて、雰囲気が良いなと思って武南高校に入学した山下さんは、伝統ある武南高校陸上競技部にマネージャーとして入部します。

「中学の時に陸上部だったのですが、高校では、サポートする側にまわって陸上に関わりたい」と考えたのだそうです。

顧問の碓井先生に部活での様子をお聞きすると

「何か用事を頼んだ時も、さあーっとすぐに動いてくれて…、またそれが良い走りしてんですよ~。部員よりも速い。笑」と、ジョークを交えながら山下さんの部への貢献を語ってくれました。

「気の利く生徒で、歴代のマネジャーの中でも、極めて良くやってくれました。勉強の方でも、ちゃんと5教科勉強して、国立大学に入って、『勉強があるから辞める』って考えがちな生徒が多い中で、こうやってやり遂げて成果を残すことができた。それが、彼女自身の達成感にもなっただろうし、後輩たちにも、『自分もがんばろう』という意欲を駆り立てるのではないですかね。」

本人は「まわりの人に恵まれました。」と、いたって謙虚ですが、彼女の気遣いであったり、テキパキと行動する姿勢が、みんなを心地よくし、その流れにのっかって、部全体の雰囲気が良い方向へとむかっていく。次に自分がどういう動きをすれば良いのかと考えて行動することが自然に身についていたから、入試の面接で、部活に関しても問われた時でも、自分の言葉で語ることができたのかもしれませんね。

3年間、担任だった増田先生は、「勉強面で言えば『素直にコツコツ』。部活で時間が取れないのは…わかっていましたから、1年の時から、テスト前は、埼玉県立大に受かった友人らと教室に残って、勉強してました。文化祭でやった縁日でも、彼女の持ち味が発揮されて、みんながめんどくさがることでも、『何で私に任せてくれないの』という感じでしたね。笑」そう懐かしみながら、「後期まで粘って志望校に合格した山下さんの成果を、ぜひ、後輩の人たちにも見習ってほしい!文武両道、『理系は後期まで粘って国立目指せ!』ですよ。」とおっしゃってました。

合格おめでとう!

先生方のお話を伺っていて、温かい気持ちになりました。