真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

一緒に頑張る仲間がいたから…祝!明治大・早稲田大合格

2023/03/29

選抜コースで明治大学に合格した松永さん(鳩ケ谷中)と早稲田大学に合格した中島さん(草加中)が遊びに来てくれました。

同じクラスで受験期を共に頑張った2人。武南に通った3年間はどのようなものだったのでしょう。

松永さん「3年間通ってみて楽しかったです。友だちにも恵まれました。」

 

中島さん「楽しく過ごしました!学校行事もできないことが多かったけれど、3年生になってから体育祭や文化祭ができてよかったです。文化祭の準備では、一緒に馬の絵を描いたりしました。文化祭に対する憧れもあったので、できてよかったです。普段接する機会の少ない他学年の人たちとも話せて面白かったです。」

松永さん「体育祭も同じ種目に出る後輩と話したり、そういう機会がもててよかったです。文化祭や体育祭、修学旅行はもちろん日常も楽しかったです。あげたらきりがありません!」

先生と距離が近いところも武南の魅力だと2人は言います。

中島さん「特に担任の宮谷先生とは本当によく話しました。2.3年と担任だったのですが、日常会話過ぎて内容も覚えていないようなくだらないことまで話していました。」

松永さん「宮谷先生はもちろんのこと、ノリが良い先生も多くて、授業内はもちろんそれ以外の時間でも話しをしました。そのおかげで、受験の時とかもわからないことを質問しやすかったです。」

受験勉強の工夫を2人に聞いてみました。

松永さん「受験で英語は一番大事だと思うので、英語のリスニング対策で、音源を一回字幕等何もなしで聞き、聞こえたものを話し、その後字幕で確認するというのをやっていました。正しい発音などを確認した上で最後に確認する。英単語は夜にやって、朝また確認するというかたちでやりました。一回だけやるより、時間空けて確認した方が覚えるかなと思ってやりました。他の科目はスタディサプリでおおまかに確認し、その後教科書を読みながら授業でやったことを思い出しながら確認し、細かい単語よりも大きな流れを覚えてから単語や出来事を詰めていくというやり方をしました。参考書とかでやりながら、知らなかったことがあったら、どんどん教科書に書き込んでいきました。」

中島さん「3年の途中までは色んな参考書をやっていたのですが、後半は過去問を中心に、ノートをつくってやっていました。主に英語ですが、どういう癖があって、思考回路をしているのかをノートにまとめて、問題を解く前にそれを『意識して』やっていました。国語は共通テストが苦手だったのですが、ミスをメモして、どういうミスをしたのかを把握し、次は同じようなミスをしないように意識しました。もともと英語が苦手だったのですが、3年になってから英検のために頑張って、2級をとってからは少しずつできるようになったので好きになりました。」

最後に後輩に伝えたいことをお願いしました。

松永さん「3年や2年の後半になってくると受験を考え始めるので、1年のころは例えば恋とかやりたいことをした方がいいと思います。私はやり残したことがなかったので、受験期にこれをやっておけばよかったなというのがなく、勉強に集中できました。」

中島さん「今しかできないことをやりましょう!」

 

英語を担当した先生は、「英検準1対策で英作を添削した時、松永のは、I agree かI don't agree で始めるところを、両方に良いところも悪いところもあるって書いてきたんです。ビックリしました。『ちゃんとi agreeで書き始めて!』と言ったものの、テンプレで安易な解を求めない。振り返って考えてみると、松永は型にはまらない大物だったのかもしれません。中島は英検2級、準1と、英作をみてきて、どんどん伸びていくのがわかったのですが、それでも本人、スランプ気味だと感じた時があって、その時、『世の中のことが見えていないから問題にこたえられないんだ』って悟ったって言ったんですよ。どういうことかというと、『人類は宇宙に住めるか?』という問いに対して、『危険』、『お金がかかる』で、120字埋めてくる生徒が多いのですが、それでは英語が正しくても、思考する力にかけた英作文になってしまいます。中島は、受験勉強を通じて、色々な教科で、知ること、そして、それを土台にして考えることの大切さに気づいたんですね。抜かされた!って思いました。笑」

毎日学校に来て、朝は早いと7時には来て、放課後は完全下校の19時まで勉強をしていました2人。冬休みなど休みの日も、学校で勉強したといいます。

合格おめでとう!

一緒に頑張る仲間がいたから…受験で病んだりせずに、勉強をできた。」そう言って笑い合う仲間って…いいもんだな~って思いました。