一途な気持ちで文武両道 祝!学習院大学 合格
2023/03/24
剣道部で副主将を務め、選手としても中心的な役割を果たし活躍した今井隆人さんが合格時の喜びを語ってくれました。
合格おめでとう!高校受験で武南を受験しようと思ったきっかけは何ですか?
「オープンスクールや合同稽古に参加して、アットホームな雰囲気と部員同士が一生懸命稽古に励む姿に感動し、第一志望としました。それまで公立高校も考えていたのですが、それからは武南一択ですね。成績は併願の基準に達していたのですが、武南に行きたくてあえて単願で受験しました。」
稽古は厳しかったですか?
「たしかに厳しかったですが、強くなるには厳しい稽古をしないとだめですよね?ただ武南剣道の良いことは理不尽ではなく、理にかなった稽古をしますし、先生方の厳しさの裏にある愛情溢れる稽古なので、厳しいというより楽しかったです。楽しい稽古を経て上達したのを実感できました。剣道部は全員楽しく明るく『みんなで頑張ろう』という雰囲気が強いです。試合で強豪校に勝ったり、昇段審査で三段に昇段したりした時は『続けて良かった』という気持ちになりました。また同期の松尾・宿谷・鈴木がいたからこそ、ここまでやってこられたと思います。4人ともそれぞれの大学剣道部で剣道を続けるということなので、環境は変わりますが引き続き同期で頑張りたいですね。」
勉強との両立はどうでした?
「稽古をして帰宅してから勉強ですから、体力的にきつい時もありますが、帰宅してから寝るまでの時間が限られている分、集中して勉強できました。1・2年次は進学クラスでしたが、3年次は選抜クラスに在籍し、文武両道の3年間を過ごしました。時間がないというのは言い訳ですので、自分で時間を見つけて勉強していました。剣道で培った体力と精神力が勉強にも生きたのかもしれません。自分で言うのもなんですが、よく勉強したと思います。」
大学受験で第一志望を学習院大学にした理由は?
「部員全員で学習院大学の寒稽古に参加し、練習試合を行ったことがありました。その時、大学剣道のレベルの高さと雰囲気の良さを感じ、”高校卒業後は学習院大学剣道部で剣道を続けたい” と思うようになりました。また顧問の浅岡先生が同大学剣道部のOBでしたので、先生の後を追って自分も同じ環境で剣道を学びたくなりました。受験勉強は大変でしたが、高校受験の時と同じように ”一途に第一志望に合格したい” という気持ちを忘れず、模試の判定に左右されずに勉強したのが良かったですね。これも武南高校剣道部で学んだ精神力かもしれません。大学卒業後は自分も教員、指導者になろうかなと考えています。これも武南剣道部と浅岡先生の影響ですね。」
聞くところによると、学習院大学進学が決まった直後に、浅岡先生が学習院大学剣道部に今井さんの入学・入部希望の一報を入れたそうで、これにより今井さんの大学剣道部における新たなスタートが切られたそうです。今井さんのこれからを応援しています。合格おめでとう!