三兎を追え! 祝!立教大合格
2024/02/29
玉川さん(左側) と 溝口さん(右側)
溝口颯太さん( 埼玉県戸田市立美笹中学校)と玉川満喜さん(川口市立東中学校)がともに立教大学 社会学部に合格しました。
お世話になった担任の橋本先生、土田先生に二人揃って満面の笑みで報告に来てくれていたのが印象的でした。二人は男子バスケットボール部で3年間苦楽を共にした仲間であり、大学も同じなんて運命的なものを感じますね。
立教大学を目指したきっかけを聞いてみると「部活を引退した後も志望校を決めかねていたが、オープンキャンパスで立教のキャンパスや学生たちを見て、興味を持ち、調べていく中で将来の選択肢の広がる社会学部に決めた」と溝口さん。
一方で「オープンキャンパスでビビッと来た!」と玉川さん。立教大学に行くことを決心するとともに、勉強でつらい時には立教の校歌を聞きながら最後までモチベーションをキープして勉強に取り組めたそうです。
高校生活での思い出を聞いてみると二人ともバスケットボール部での活動を挙げていました。
「一時期は部活動を続けるか悩んだこともあったけど、やっぱりバスケが好きだから頑張れた。仲間と目標であった県大会の出場を決めたときは、とてもうれしく、充実感があった(玉川)」
「練習で疲れ果てて、家に帰ったらすぐに寝てしまうくらいハードではあったけれど、3年間のバスケットボール部の活動を通して気づかされたことや、成長できたことが非常に多い。(溝口)」
部活だけでなく勉強面についても話してくれました。
「日本史は大河ドラマを見ると、歴史の流れが分かって、勉強の内容がすんなり入ってくる。(玉川)」
「日本史を教えてくれていた佐藤先生の雑学やギャグで日本史が好きになり、積極的に取り組めるようになった。あとは毎日少しでもいいから自分の進路について考えることが大切(溝口)」
二人とも部活動で忙しい中で、日々の授業も大切にして、『楽しんで』勉強できていたことがよくわかります。
他にも九州修学旅行で無人島に行ったことや、夜中にこっそりカップラーメンを食べたことなど、学校行事も全力で楽しんだと語ってくれました。
一度きりの高校生活を充実させるためには、勉強はしっかりやる。それ以外は全力で楽しむことが大切だと彼らは教えてくれました。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ではなく「三兎を追い三兎を得る」彼らはそんな高校生活を成し遂げたのだなと感じさせられました。
(左から) 土田先生 玉川さん 溝口さん 橋本先生