自分自身に正面から向き合う 祝!埼玉大学合格
2024/03/01
特進コースの大澤さん(十二月田中学校)が埼玉大学教育学部に合格しました。
武南に来た理由は「クラス数が多くたくさんの人と知り合えると思ったから」だそうです。実際の高校生活では「クラスは3年間同じでしたが、部活や行事で他クラスの人ともたくさん関わって刺激をもらいました。先生方も面白い方が多く、話を聞いてもらえる存在がたくさんいたことが安心できました。」と話してくれています。
進路を決めたきっかけは「生徒と正面から向き合える小学校教師を目指したいと思うようになり、子どもの心理の発達や実践教育について学びたい」と思い、埼玉大学を志望し、学校推薦型選抜を受けると決めたそうです。大澤さんは当時を振り返って「自分がどんな人間なのか見つめ直す良いきっかけになりましたし、将来どんな教師になりたいのか、なぜ埼玉大学がいいのかなど、自分の思いを強くもつことができました。」と話してくれました。
後輩に伝えたいことは「勉強以外に熱中できることがあるといいと思います。私の場合は部活でしたが、勉強が上手くいかない時に心の拠り所となったり、受験後の楽しみができて勉強のモチベーションが上がったりします。」
吹奏楽部に所属していた大澤さん。中学時代、コロナ禍で様々な制限があり時間は有限だと改めて感じたので、「今」しかできないことを楽しもうと意識して高校生活を送っていたそうです。
将来の夢については「武南高校の吹奏楽部3年間で曲や仲間、聴き手に向き合ってきたように、将来は生徒一人一人と向き合い個性を伸ばせる教師を目指します。また、目指す教師像を考えるきっかけとなった音楽にこれからも触れていきたいです。」とのこと。
学業に部活動に、3年間、全力で頑張った大澤さん。仲間の様子を常に気遣い、温かくそして力強く励ましている姿が印象に残っています。小学校教諭という夢に向かって新しい世界へと踏み出す大澤さんのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
いつまでも応援しています。頑張ってください。(吹奏楽部顧問 吉崎祐子)