獣医学科合格の快挙! 祝!東京農工大合格
2024/03/11
桶川西中学校出身、特進コースの山本さんが東京農工大学共同獣医学科に合格しました。
山本さんに武南を選んだ理由を尋ねると、「正直、成り行きでした。公立高校に落ちてしまい来ることになったのですが、勉強に対する熱を冷ますことなく、夢を追えたのは武南だったからだと思えます。」といううれしい返事が返ってきました。
「印象的な先生の授業は、畑先生の現代文です。理系の自分にはほど遠い国語ですが、授業の進め方には驚きと楽しさがありました。」と山本さん。
「休み時間、クラスの仲間となにを話しているのかと思ったら数学の問題についてだった。」と化学を担当した田口先生。
「物理は共通テストで98点だったんだよな~どこ間違えたんだよ」と、山本さんのミスが気になる物理の藤本先生。
「試験が終わって、『英語が~』と言っていたので心配してました」と武田先生。
みなさんうれしさを爆発させていました。
学園生活について尋ねると…
「印象に残っている行事は文化祭。文化祭ではクラスで謎解き部屋をやったのですが、その準備が自分の中でなんと言っても楽しかったです。満足いくまで試行を重ね、完成に徹したことは、良い経験でした。」と、担任の佐藤先生も、山本さんが自作の問題にかなりこだわっていたのをよく覚えていらしゃいました。
進路を決めたきっかけを山本さんは「元々、水族館や博物館に憧れを持つことが多々ありました。自分なりに動物と関わる方法を考えるうちに、学芸員と獣医に辿り着きました。それからはその一心で駆け抜けただけです。動物と人間を紐づけられる研究者を目指します。」と言います。
「新入生に言いたいことは、どんな入学の経緯でも、這い上がるのは自分です。目指すものと現実に溝があろうと、叶えたい夢は誰にも譲れないものです。自分だけの道を切り開いていってください。武南の良いところは、校則が厳しいと言われてますが、勉強に関しては自分次第!やりたい勉強に対するサポートはなんと言っても1番かも知れません。担任の佐藤先生をはじめ、進路指導で、親身になっていただいたことに、驚きとともに感謝したいです。」
合格おめでとう!
獣医を目指す人は多くても、国立大学の獣医学部に合格するのは、なかなか、かなり、難しいものです。私立大学を受験せず、憧れの国立一本に絞って集中した勝利は見事です。動物の特性、習性を研究して、人間への応用を考えているという山本さん。将来が楽しみです。
最近、犬を飼いだした化学の田口先生が、「ウチの子の面倒をみてね。」というと、「実験台として」と言ってみんなで笑いました。