Be positive! 徳を積め 祝!英検1級合格
new! 2024/12/21
体育祭チーム集合写真 中村先生のクラスと臼倉先生のクラス
『Be positive! 徳を積め』をクラスのキャッチフレーズにしている中村柾先生のクラスの廣澤さんが英検1級に合格しました。
3年間担任をしてきた中村先生はおっしゃいます。
「ぶれなかったです。廣澤さんは。1年の時から英語が好きで、毎朝早く来て、英検にチャレンジしていくという目標にまっすぐでした。英検1級に合格できるなんて…本当にうれしいです。」
英検を使って大学受験に備えるという生徒が増えてきている中で、在学中に英検1級に合格できたということは、後輩たちの目標、良き ”道しるべ” にもなるので、インタビューをさせてもらいました。
Q:英検1級合格するには論理表現の授業で使っているブライトステージ(英文法問題集)で足りると思いますか?
「ブライトステージの文法は基本的に、二級から準一級を解くための基礎として有効です。しかし、一級になってくると、特にリスニングの部分が一気に難しくなります。このことから、ブライトステージと共に、日頃から海外のニュースや動画等を視聴して、勉強することが効果的であると思います。」
Q:英単語は準1レベルの単語ではやはり足りませんか?準1レベルは完璧にして英検1級用の単語集を使ったのですか?
「準一級の単語だけでは、一級に望むことは難しいです。一級になってくると、経済、医療、宗教等の分野の専門用語が九割出題されるため、一級の単語を徹底的に勉強する必要があります。しかし、準一級の単語を全て理解した上で、一級の単語の勉強をすると、受かる確率が大幅に上がると思います。私の場合、準一級の単語は比較的理解している方だったので、その勉強はしませんでした。それに対し、一級は殆どが分からないものが多い事が発覚したので、とにかく暗記しました。」
Q:英作対策を教えてください。
「英作文は元々苦手な方で、練習はあまりしませんでした。しかし、基礎である“Firstly〜”, ”Secondly〜”, “Thirdly〜”だけを意識して勉強し、当日の試験に挑みました。これは、今、英語の授業の中で使用する教科書の本文で学びました。教科書は基礎的な論文を書くために役立つため、これの中での書かれ方を覚えることをおすすめします。また、無理をして難しい単語を使うと、間違いが増えてしまうため、使いませんでした。」
「廣澤さんの合格からヒントをみつけて欲しい」と英語の授業を担当していた武田先生は目を輝かせて語ります。
「自分は英検1級なんてうけないから~と、他人事とせず、同じ授業を受けてきた仲間から合格者が出たというのは、英検1級合格を身近に感じるきっかけになったと思うんです。例えば、授業で、最難関校の整序問題(並べ替え問題)をやってきましたが、この東京理科大の問題(写真左)、選抜コース195名中、満点とれたのは廣澤さんだけでした。過去の先輩と比べると…5題中2題解けていれば理科大に合格しているので、もう3題が、“次は自分だって解けるハズ”という具体的な目標となりますよね。見方をかえれば、仮にあなたが帰国子女であっても、ブライトステージで文法的な基礎力を作り、英文の構成力は古典的な整序問題まで解けるレベルまで身に付けている必要があるということです。
また、早稲田の会話問題(写真右)を解いた時も廣澤さんの解答力は圧倒的でした。ここから見えてくることは、会話形式のリスニング問題にもつづく会話問題は疎かにしてはもったいないということで、もっと意識し、リンクさせて勉強しておこう!という1級合格者からのメッセージだと思うんです。
それから、廣澤さんも言っていたように、英語力だけでなく、世の中のことに興味関心を持つことも大切で………」
先生の話は止まりません。(東京理科大、早稲田大の解答は左)
そして…最後につぶやきました。
「1級合格者…続けなきゃ!」
廣澤さん 合格おめでとうございます。
TOEIC、貿易検定…廣澤さんの目標はさらに続きます。