武南サッカーDNAの継承者 祝!新潟大合格!
2017/03/08
単願進学コースで武南高校へ入学してきた村山くんが、新潟大学 教育学部 学校数学学部に合格しました。サッカーが大好きな少年だった村山くんは、新潟の新津二中で運命的な出会いをします。彼を指導した中学校の先生が、武南高校サッカー部OB,在学中は名ゴールキーパーとして全国大会でも活躍した小林実先生だったのです。武南サッカーのDNAを受け継ぐ小林先生の目指す華麗なパスサッカーに憧れ、それなら、サッカー留学して名門武南で自分を試してみたい。そう思った村山くんは武南進学を決めました。
「親元を離れての寮生活。最初は、慣れなかったし、寂しかったりもしたけど…”サッカー”で”人”を育てたい。教員になりたい!そういう夢を簡単に諦めたくはなかったので…部活onlyではなく(笑)、授業も大切にしましたよ。」そう言う村山くんに、2年間担任をし、数学を教えてきた林先生も顔をほころばせながら言います。「問題の裏技的な解き方を教えると…誰よりも目を輝かせて聞いてくれてましたね。でも、村山の魅力と言えば、クラスの先頭に立ってくれたことですね。クラスのレクでも、修学旅行でも…。修学旅行では…」「ちょっと先生~!笑」
「村山~将来は体育の先生になるんじゃなかったんだ?笑」学内のスポーツテストでは1位だったので、てっきり体育教諭を目指していると思っていた英語の武田先生はうれしそうに授業を振り返ります。「村山はさ~『この英文を訳してくれるヒト~?』って授業中言うと…必ず、100%手を挙げてくれて…”笑い”をとってくれてたんだよね。笑」
サッカー部でも3年生になると頭角をあらわすようになり、憧れの紫のユニオームを着て、青春を謳歌しました。
村山くんと話をしていると色々な能力を彼が持っていることに気づかされます。万国共通の数学と英語といった学力、世界で楽しまれているサッカーの技術力、行動を可能にする体力、人をしあわせにする笑顔…。村山くんは言います。
「将来は、教師になりたいっていうのは、もちろんあるのですが、フィールドは日本に限らないって思っているんです。サッカーを究めたいという子供たちの留学の世話をするってことも考えているし、ブラジルのサッカー少年に数学を教えるっていうのもありでしょ(笑)」
夢は限りなく…!武南サッカーのDNAの継承者が世界に羽ばたきます。