理解して自分から動く 祝!青山学院大合格
2018/03/01
特進コースで文武創造を目指してきて越谷光陽中学出身の小和瀬くんが、青山学院大学国際政治経済学部への進学を決めました。
「兄が武南高校の進学クラスから東京理科大に進んだこともあって、私立なら武南に行こう!って思っていました。武南の特進コースに入って、最初、授業についていけてないというか…みんなと考えていることが違うな~合わないって思っちゃったんです。笑…でも、心配してくれた担任の中川先生と話していくうちに、合わないんじゃなくって、人はみんなそれぞれの個性があるってことに気づいたんです。僕は知らず知らずに中学時代の感覚を引きづっていただけ。違う個性がぶつかり合うからこそ、そこから新たな発見があり自分が成長していく。そう気づけたので、そこから僕は、勉強でも、なんでも、ひとつひとつ納得するように心がけたんです。そうしたら、授業もわかるようになってきて…笑…自信がついきて…クラスが楽しくなってきました。」
「一度しかない青春時代を勉強だけ…という気持ちが強かったので…部活は、顧問の英保先生に声をかけてもらったアメリカンフットボール部に、半ば強制的に…笑…入りました。中学の時にサッカーをやっていたので、体を動かすことは好きなのですが、アメフトは…痛いし…笑…覚えるフォーメーションも多くって、1年の時は…ずっ~と辞めようと思っていました。笑 でも、体力がついてきて、フォーメーションもわかってきて、僕はラインというポジションだったのですが、なぜ、僕がここでこういう動きをして、この選手をブロックする必要があるのか?試合の中でチームが前進するためには、自分はどう動けばいいのか?文字通りの For the Team の意義がわかってくると、チームも試合でも勝てるようになり…アメフトって頭と体を使う最高のスポーツかもって思えるようになりました。今は大学でも続けて行こうと思っているのですから…不思議です。笑」
「沖縄修学旅行中、海が荒れて船がでなくなって時間があったので…バリカンでみんなに坊主にしてもらったこともありましたね。笑 いつもクラスのことを一番に思ってくれている中川先生のひと言で坊主になりましたが…笑…スッキリとした頭で大きな海に沈む夕日を仲間と見つめていると…海の向こうの世界が知りたくなりました。笑」
「授業で好きだったのは、英語です。大石先生の授業は広がりがあるんです。英作の添削はもちろん、今日やった構文がどのように他の大学で出題されているのかとか。僕は予備校に通わなかったのでとても頼りになりました。」
小和瀬くんと話してて、2人の先生の言葉が彼の成長に大きな影響を与えたと気づきました。
「高校に入ってなかなかペースを作れず落ちこぼれになりそうな時、中川先生は決して僕のことを見捨てなかった。」
中学時代、少しぐらいできたからと言って、高校に入って、ちょっとつまづくことだってあるかもしれません。そんな時、生徒の微妙な心の動きを見逃さず声をかけ続けた中川先生。小和瀬くんも先生の期待に見事に応えたのだと思います。
「アメフトは理解するのに時間がかかる」
入部当初、英保先生が言ってた通り、理解すればあんなに楽しいスポーツはないということに気づいた小和瀬くん。『やらされてる』から『自分で考えて動く』 きちんと理解すれば自分は動ける。小和瀬くんはそこに気づけたのが大きかったのではと思います。
入学当初から、”大学受験だ~!” と一直線に走れる人もいます。理解するのに時間がかかっても、理解すればしっかり動けるということを学んだ人もいます。小和瀬くんは、ハイレベルな特進コースで文武両道をめざし、個性を磨き自らを成長させた3年間だったのではないでしょうか。
次のクォーターでのタッチダウンのために、自ら考えて動き続けてくださいね。合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。