新薬を開発したい! 祝!横浜市立大合格
2018/03/12
尾間木中学出身の荻島さん(特進コース)が横浜市立大学国際総合科学部に合格しました。
「新薬を開発したい!」そういって薬学部を希望する生徒は多くいます。早い生徒は中学生の段階からよく調べていて、国立大学ならココ!という希望を抱いて入学してきます。ですが、国立大学の薬学部はとても難しいのも現実です。荻島さんが新薬を作るという夢を叶えることができる横浜市立大学への合格は、これから続く後輩たちへの良い見本になるのは間違いありません。
「私は中学の時から新薬を開発する研究者になりたいと思っています。国公立の薬学部を調べ、担任の中川先生のアドバイスもあって、千葉大と横浜市立大を実際に見に行き、話を伺って、『ガンの研究』をする研究者の道に進むには、横浜市立大学の方が、自分やりたいことに近いのでは…と思い、志望校に定めました。」
「私は塾に行きませんでした。なので…『私の勉強法』…っていうと大袈裟なんですが、笑…私は得意科目の英語と化学ばかりやっていました。笑 英語は2年で英検2級をとりました。化学の飯村先生の授業は擬音語がたくさん使ったわかりやすい授業で…笑、先生のお人柄もあって、実験もとても楽しかったです。得意科目の偏差値だけが際立ってよくなると…他もどうにかしなくっちゃ…笑…で頑張りだしました。頑張るエネルギーとなったのが…特進クラスの仲間の存在です。早稲田に行くことになった藤田さんの背中を追いかけてきたし、野原くんも凄かった。笑」
「特進は勉強だけ…って思われてしまいますが、メリハリがあって、クラスのみんなが個性的というか、部活との両立をはかっていたり、色々なことに挑戦している人が多かったと思います。バスケットボール部のマネージャーやりながらがんばっていた大島さん(写真右)の存在も刺激になりました。3年間クラス替えがなかったので、一緒に沖縄修学旅行に行ったり、受験勉強したり、特進クラス恒例の豆まき大会があったり…みんなで共有できる思い出がたくさんあって良かったな~って思います。」
「荻島は、運動神経も抜群なんですよ。」と…3年間、荻島さんのことを見てきた中川先生は言います。卒業式では一番泣いていた中川先生ですが…それはただ単に涙もろいだけでなく、3年間、それだけ思いを込めて生徒たちと向き合ってきたからかもしれません。「こんな素晴らしい生徒たちと出会えて…こういう経験できて…他の若い先生達にも味わってもらいたいんです。」そうおっしゃる先生の言葉に、一緒に過ごしてきた3年間の熟成された豊かさが表れているように思いました。
「生きている間に完成させられてらいいな」という荻島さんの新薬を開発するという次の夢…叶えてくださいね。
合格おめでとう!豊潤な出会いに感謝です。