壁に立ち向かっていく男 祝!埼玉大合格
2018/03/08
選抜コースの髙橋くん(尾間木中学出身)が埼玉大学に合格しました。水泳がやりたいといことで武南高校を選んだという髙橋くん、とにかく明るい性格で、みんなから、そして、教員からも“賢信”と言われ可愛がられてきました。
授業中、「誰か訳してくれる人?」と言うと、まっ先に手をあげる。「部活の目標はなんだ?と聞けば…インターハイ出場です。」と答え、「模試で目標とする偏差値はいくつだ?」と問えば、「70です!」と返してきます。笑 早朝練習に参加するために朝4時30分には起きて、プールに飛び込み、授業中も寝ないように授業を盛り上げて…成績はオール5。謙信は、クラスの仲間からも一目置かれる存在でした。
真正面から文武両道に挑んだ賢信…。しかし、インターハイの舞台に立つ夢は0.13秒差で届かず、偏差値も69.3で目標に届きませんでした。オール5という成績と文武両道を成し遂げてきたという自信で望んだ国立大学の公募制推薦も…残念な結果に終わってしまいます。“こんなことがあって…?” 誰もがそう思う中、謙信は、腐ることなく机に向かいます。推薦試験対策に乱れていた勉強のペースを、担任の野口先生との二人三脚、徐々に取戻し…東京理科大に合格。そして、埼玉大学合格を勝ち得たのです。
卒業式では、もちろん総代で卒業証書をもらいました。堂々とした振る舞いは賢信の成長を如実に表しているようでした。正直言えば、もうワンランク、いえ、ツーランク上と言われる大学に入れる力が賢信にはあります。それでも、これからも賢信を見守り、ずっ~と応援していきたいと思う理由は、“壁に立ち向かっていける男だ” っていうことを何度も何度も身を持って示してきたからだと思います。賢信をみてて ”Brick walls” というランディパウシュ氏の有名な言葉を思い出しました。
The brick walls are not there to keep us out.
The brick walls are there to show how badly we want something.
The brick walls are there to keep out others.
まだこれから先の将来の夢は定まっていません。物理の勉強を続け宇宙の謎を解明してみたかったり、太陽発電にも興味があるし、水着の開発にも携わってみたい。You tuberもおもしろそうだし、TVにも出たい。家庭を持ちたいけど…絶対離婚はしない。
大学で知識を吸収し、色々なことにチャレンジし、どんな社会人となって、日本をパッと明るく支える男になるのでしょう。
合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。