真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

切り替えるということ

2015年10月01日

10月の初日、朝礼が行われました。本日から更衣であり、冬服での朝礼となりました。

校長先生は次のお話をされました。

「本日は、アメリカの実業家である、アンドリュー・カーネギーについて、話したいと思います。彼は1800年代のアメリカで、これから鉄鋼業の時代が来ることを見越して会社を立ち上げました。会社は成功し、一大資産を築きます。しかし彼はそのお金や最終的に会社を売却して得た大金を、学生の奨学金や科学の研究などの社会貢献に使いました。

そんな彼の残した言葉には、次のようなものがあります。

『習慣は、意識して作れ。何かを実現することができるかどうかは、あなた自身の習慣で決まる。』

良い習慣というものは、あるがままの自分ではなかなか作ることはできません。自分で良くしていこうという考えを持たなければなりません。また、

『考えが変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。』という言葉もあります。まさに、意識して習慣を作ることの重要性を語っていると思います。2学期も1ヶ月が過ぎ、文化祭や体育祭が終了しました。ここからは勉強に切り替える時期です。3年生は受験生であり、2年生は高校の中心でもあります。そして、その切り替えをするために、是非朝早く学校に来て勉強をしましょう。この習慣をつけ、皆さんそれぞれの志望を実現する第一歩として欲しいと思います。」

 

今年も残すところ3ヶ月となりました。意識を変えることももちろん大事ですが、それを習慣にするにはある程度の期間も必要です。1日も早く高い意識を持ち、それを継続させていきましょう。