文武創造
2017年04月10日
新入生を迎え、始業式が行われました。今年度、新しく校長に就任した本多先生から、お話がありました。
「アラン・ケイという人物は『未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。』と言っています。未来は予測しがたいものであり、『2030年ごろに社会人になる人のおよそ65%は、今無い職業に就くであろう』、『今の仕事の半分くらいは自動化されるだろう』という言葉があるくらいです。このような世の中では、いかに人間でしかできないことを作り出すか、ということが重要になってきます。
武南高校では、多様化する社会に通用する人間を育成するため、『文武両立』という目標を掲げています。この文武両立の目的をより明確化するために『文武創造』という言葉を新たな武南高校の教育の目的の1つとしたいと思います。創造という言葉は新しいものを作り出す、行動に表す、使える形にする、などの意味があります。
この『文武創造』という言葉は3つの柱からなっています。まず1つめが『Teaching』、これは教員を主とするものであり、教員側に責任があると言えるでしょう。次に『Coaching』、これは可能性を見つけ、それを引き出して伸ばすということです。これは生徒と先生の信頼関係から生まれるものです。最後に『Training』、これは学んだものを使えるようにすることであり、生徒自身にしかできないことです。これらの柱からなる文武創造を、私は進めていきたいと考えています」
生徒の皆さんにとっては、勉強、部活に一生懸命になる、このベースは変わりません。新しい学年、新しい環境の元、毎日を一生懸命過ごして欲しいと思います。
ホームページの『校長挨拶』も、是非、ご覧ください。