真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

2学期が始まりました

2018年08月27日

2学期始業式が行われました。

校長先生は次のようにお話されました。

「夏休みの間、講習や部活動を通じて皆さんそれぞれ

大きく成長したと思います。部活動では水泳部、陸上部が

インターハイで活躍しました。水泳部の林君は200m平泳ぎで

優勝、宮内さんは世界ジュニアで銅メダル、酒井さんは

アジア大会で活躍し金メダルも獲得しています。

また、ダンス部は全国大会で審査員特別賞を受賞しました。

もちろん、ここで挙げた以外の部活も活躍し、実績を

あげ充実した夏であったと思います。この勢いを2学期に

活かしてください。

 

さて、1学期終業式では『立場を変えて複数の視点から物事を

見ると、本質が見えてくる』という話をしました。

例えば部活の指導者として、練習の意味を、

科目の出題者として、問題の意味やその作成について考えると

理解が深まり定着するということでした。

どうでしょう、やってみましたか。なるほどと思っても

行動に移さなければ何も変わりませんし、1回2回やっただけでは

効果が分かりません。継続して下さい。

 

さて、2学期に心がけて欲しいことを2点話します。

1つ目は全国学力・学習状況調査からです。小学校6年生、

中学校3年生対象の調査です。それによると、社会経済的背景の

水準に関係なく、規則的な生活習慣を確立していて、読書などの

文字に親しみ、物事を最後までやり遂げる姿勢や他者との

コミュニケーションや協力のできる生徒は、学力が高いことが

分かりました。学校を信頼し、授業の復習を重視する生徒の

学力が高いことも分かりました。

学校についての調査、分析では、学校として当たり前のことが

できるような状況を作り出している学校が高い教育効果を

あげていることが分かりました。武南高校が行っている

凡事徹底、落ち着いた学習環境を作ることが学力向上に

繋がることが証明された訳です。

改めて時間を守る、服装を正す、挨拶を届ける、

整理整頓をする、授業に集中する、これらの凡事徹底を

実行していきましょう。

 

2つ目は、もう限界だ、と思ったところからプラス3%の

努力をしましょう。部活動の練習でも、毎日同じことを

自分のできる範囲でやっているだけでは上達はのぞめません。

できないことをできるようにするには、限界までで

止めてしまってはいけません。そこからプラス3%の頑張りを

期待します。充実した2学期にしてください。」