1学期 終業式
2019年07月19日
1学期の終業式が行われました。
本日は天候不良につき、1年生は教室にて放送、2、3年生は体育館での
実施となりました。
校長先生は「夏休みを自らの殻を破る「啐啄同時」の時に」というテーマで
以下のようにお話をされました。
今日は終業式と表彰・インターハイや関東大会の壮行会があります。
頑張った生徒の表彰と壮行会を全校生徒の前で行いたいと思っていたのですが、分散しての実施となり残念です。
蒸し暑いですので出来るだけ短時間で終わるようにしますので皆さんも協力お願いします。
さて、今日の話ですが、「啐啄同時」という言葉を聞いたことがありますか。
これは、鳥のひなが卵の中で殻から出られるまでに成長し準備ができたら中から殻を突くことを「啐」、
母鳥がそれに応じて外から殻を突き誕生を助けることを「啄」といいます。
このタイミングが一致して雛は無事に誕生することができるということです。
これを教育に置き換えてみると、自主的に自らの内なる力により成長し殻を破る準備が整ったとき、皆さんからサインを送ってもらうことが「啐」、
先生がそのサインに応じて外からその成長を助け、計画的・効果的に支援していくことが「啄」です。
「啐啄同時」皆さんの内なる意志、力による準備と外からの教師の支援が一致したとき最も教育効果が高まることになります。
この夏休み、勉強も部活動も自らの意志で目標設定し、努力し、成長し、自らの殻を破るため殻を突いてください。
武南の先生方は、その音を聞き分け皆さんが殻を破るお手伝いできるように準備は万端に整っています。
この夏休みが、皆さんの大きな成長に向けて自らの殻を破る「啐啄同時」の時にしてください。
では8月21日元気で会いましょう。