真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

厳しさの中に…本当の温かさあり 祝!東京学芸大合格!

2016/03/16

特進コースの山崎くん(富士中学出身)が東京学芸大学に合格しました。志望校に合格し、今でこそにこやかな笑顔を見せる山崎くんですが、「入学当初は、難関公立高校を不合格になって…、まだ、気持ちがふっきれずにいてね~」と…3年間担任だった大岡先生は、当時を思い出して…「入学式の時に新入生代表で山崎は誓いの言葉を読むことになっていたのに、ずっと下を向いててね~。どうやって武南に来て正解だったと思わせるか意欲が湧いてきたんだよね~。」と笑顔で懐かしみます。

山崎くんは言います。「最初苦手だったんです大岡先生(笑)…英語の授業は毎日テストだし。で…思い切ってちょっと反抗する感じで、『ミュージシャンにないたい』先生に言ったら…驚いてたけど…ちゃんと僕の話を聞いてくれて…『ミュージシャンの道は険しいかもしれないから…もうひとつの道もちゃんと残しておいた方がいい。』ってアドバイスしてくれたんです。正直、頭ごなしにくるかな(笑)って思って覚悟してたんですが、先生がちゃんと僕の話を聞いてくれるというのがうれしくって…。そう思うと、先生は確かに厳しいけど…生徒の考えていることにも、ちゃんと耳を傾けて、指導してくれているって、気づいたんです。」

高校3年間、山崎くんは軽音楽部に所属し、各種イベントで華麗なスティックさばきを披露してきました。「憧れのミュージシャンは、Xジャパンのヨシキさん。努力しているのが、刻むビートに現れるところが…リスペクトなんです。弾くドラムの音は、みな同じように聞こえて、音のキレが違う。努力している人の音はわかるんです。」部活で、協調性の重要さと努力の大切さを学んだ山崎くんに…

「将来は…ミュージシャンになるの?」 と尋ねると…。

「今は、小学校か高校で理科の先生になりたいって思っています。できれば…武南に戻ってくることもアリかなって(笑)。ある意味、大岡先生が僕の理想ですからね。」

あんなに…不安いっぱいで入学してきたのに…笑 実にたのもしく大きく成長してくれたものです。

「高校時代一番の思い出は?」という最後の問いに…少し考えて山崎くんが出した答えは…

「クラスの普通の生活…かな…だな~。」

 

良き友、良き師に恵まれて…特進コースで素晴らしい3年間を過ごしてきたようですね。

 

合格おめでとう! 武南に戻ってきてください。教師として!