お婆さんになっても友だち… 祝!早稲田大学合格
2018/02/27
特進コースの瀧澤さん(新座五中出身)が早稲田大学に合格しました。
「合格したら、絶対、ホームページに載せてもらうんだって…ずっ~と思ってました。笑」と元気いっぱいに声かけてくれた瀧澤さんに武南を選んだ理由を聞いてみると…
「公立の滑り止めということで武南高校を選びました。なので、じっくり選んで決めたわけではないのですが…笑…ゴメンナサイ…でも、この3年間で、クラスのみんなとは…おばあさんになっても付きあっていけるんじゃないかな~って…。ん~ん!絶対付きあっているって思います。笑」
「最初は3年間クラス替えがないなんて嫌だなぁ~って思ってたんですけど、勉強合宿も一緒、修学旅行も、文化祭も、そして、受験勉強もともにがんばる仲間に囲まれて、どの行事が一番楽しかったっていうことよりも、この仲間と、この3年間を過ごせたということが、私にはとてもかけがえのないもののように思えます。他の高校に行ってたら、学年ごとに成績とかでクラス替えがあったりして…こんな濃密な仲間との3年間は経験できないですよね。」
「担任の中川先生にはよく、『クラスの問題児』って言われたのですが…笑…1年の時の私は…確かにそうだったかもしれません。終業式の日にオロナミンCを飲んで机の下に置いて帰ったら、翌日、先生に学校に呼び出されて…ゴミ箱に捨てさせられたりしてましたからね。笑 先生には基本的生活態度からしっかり教わりました。笑」
「日本史の佐藤先生との出会いは大きかったですね。それまで、べつに、日本史がスキ…ということもなかったのですが、先生の授業で歴史に脈打つストーリーのおもしろさに気がつきました。柔道部の顧問でもあるので、お忙しいのでしょうが、先生は私たちのために毎朝補習をやってくださいました。その結果、クラスの日本史の平均偏差値が70を超えるようになりました。”クラス平均が70” …そんなハイレベルなクラスの中でも、トータルすれば私が一番多く、クラストップをとれた…と思っているのですが…笑…でも、クラスのライバルが超えたことのある偏差値80の壁を、私は1度も破ったことがなかったので…このことは、今も悔しく思っています。笑」
「武南の先生は、温かい人が多いと思います。毎年、クラスで豆まきをやるのですが(写真左:先生に豆を近くから思いっきりぶつけている瀧澤さん)、先生方が鬼になって教室に来てくださって…笑…みんなでおもいっきり豆をぶっつけました。その後は、全員で後片付けをやって記念写真(下の写真)におさまります。そりゃ~特進コースですから…成績結果が黒板に貼り出されることだってあります。でも、担任の中川先生が上手にメリハリを付けてくださったこともあって、クラスが最高に居心地の良い空間になったのは確かです。」
「不思議な魅力のある子なんですよ。」と中川先生言います。「勉強で他人と競う合うこともいとわない。しかも、負けず嫌いで頑張りきれる能力とバイタリティを併せ持つ。文化祭実行委員としてクラスを動かすキャプテンシー。…少しだらしないところだって…未完であるがゆえの大きな伸びしろ?将来性!…と、とれなくもない。笑」
日本史がスキ…ということ以外、まだ将来未定というのも…未完の大器の片鱗か?この先、どういう進路を選択して…どんなお婆さんになって、クラスのみんなと縁側でお茶するのでしょう?笑
合格おめでとう!将来性たっぷりな出会いに感謝です。